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点字と墨字の相互変換プログラムの作成

知合いに目の不自由な方がおり、点字を勉強しようと思いました

点字のフリーソフトと言えば、T・エディタと言うくらい有名ですね。

このソフトは墨字を点字に変換する道具であって、逆は出来ないようです。


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T・エディタの新しい使い方を見つけました。

初めに [F2] を押しておいてそれから文字を入力します。

すると、入力した文字がすぐに点字に変換されて表示されます。

 

点字の50音をざっと覚えていれば、大体で打って行けば、

違う点字の時は表を見直して打ち直せばOKです。

 

これで、点字から墨字への変換も大体出来ることが分かりました。

やはり、専門家の作ったソフトウェアだけの事は有りますね。



 

但し、点字で送られて来た手紙を、墨字に翻訳する本格的なソフトは探しましたが見つかりませんでした。

 

無ければ作ってしまおうと、Visual Studio 2019 C# で 作ってみました。

1ページ18行32マス分を変換します。

画面1ページに9行しか作れないので、前半と後半に分けてます。

 

チェックボックス横2x縦3で点字1マスを入れます。

変換率は90%程度です。特殊な線や記号とか括弧などには対応していません。

 

作成した文章は EXCEL ファイルに保存できます。

また、以前に作成したEXCEL ファイルを読み込むことも出来ます。


 

 


T・エディタと同じように日本語入力した文章を点字に変換するソフトも作りました。

 

前に述べた墨字変換で作成したEXCEL ファイルを読み込むことが出来ます。

要するに両者のEXCEL ファイルのフォーマットを同じにしたので、双方で読み書き出来ます。

 

これは1画面に18行32マス表示出来ます。


また、どちらの画面でも凸版と凹版の切り替えが出来ます。

 

現在のところ、どちらのソフトも複数ページには対応していません。

それが出来れば良いですがね。

 

点字を読む時は凸版で、点字を書くときは凹版でします。

 

とは言うものの、点字をある程度【50音と濁音、半濁音、拗音】は覚えないと点字を覚えたとは言えないですね。

これだけで、およそ200種類あります。還暦過ぎてから新しいことを覚えるのは大変です。

毎日少しずつやろうと思います。


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一度に10ページまで読み書きできるようにしました。

1ページページ編集したらそのページだけセルに編集するようにしたのでページの保存は数秒です。

 

それまでは10ページ全部をセルに編集してから保存していたのですが、それだと20秒程度かかってしまうので使い物になりません。何とか速度を速くしたいと思いついたのがこの方法です。

 

なぜなら、このプログラムはページ単位でしか編集できないので、あるページを編集したらそのページだけ書き込むという手順にしました。

 

時間がかかるのは、EXCELのセルにデータを編集するのが遅いためです。該当ページ分だけセルに編集するように変えてみたら劇的に速度が向上しました。


また、新しいEXCELファイルの作成はPowerShellを使って元ファイルをコピーするようにしました。

ほんの1秒程度で終わります。

 

この時ウイルスチェックプログラムに引っかかってしまうので、設定のウィルスチェックから外すようにしました。

 

作ったファイルを読みこんで編集していけば、新しいファイルに書けます。